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コピーガード解除

DVDコピーガード

レンタルビデオ店で借りてきたDVDをコピーしたけど、画面が暗くなったり明るくなったりして、まともに見れなかったことがありませんか。これはそのDVDにコピーを妨害するための信号があり、それによって、コピーできないようになっているのです。このようなコピーできないように細工のことを「コピーガード」と言います。またコピーワンスもコピーガードの一種です。

コピーガードは映像、デジタル音声、DVD、音楽CDなどいろいろなものに使われていますが今回はDVDについてみていきます。

パソコンでDVDの構造を見ると、VIDEO_TSやAUDIO_TSといったフォルダが入っていると思います。これなら、ファイル操作によってコピーできそうですが、実際にはファイルが暗号化されているため、そのままではコピーできません。

メディア CSS CPRM CPPM
DVD-Video    
DVD-Video(記録型ディスク)    
DVD-Audio    

・CSS(Content Scrambling System)
ほとんどのDVDビデオで採用されている著作権保護技術。映像ファイルは暗号化されているため、単純にパソコンでコピーしても、ひどく乱れた映像でしか再生できません(再生に必要な暗号鍵まではコピーできないため)。ところが、1999年にノルウェーのヨン・レック・ヨハンセン(当時15歳)がDeCSSプログラムを開発してしまい、現在では多くのDVDコピーソフトがインターネット上で公開されるようになりました。

ただし、日本で市販されているDVDコピーソフトは法律上の制限からCSS解除機能が搭載されていません。
市販のDVDをコピーするなら、DVD Shrink などのフリーソフトを使った方が良いでしょう。

・CPRM(Content Protection for Recordable Media)
DVD-RWやDVD-RAMといった、記録型DVD用の著作保護技術。一回だけ録画が許された番組に対し、暗号化することで、デジタルデータが他のメディアにもう一度コピーされるのを防止します。CPRMで録画されたデータはメディア固有のIDを鍵として暗号化されているため、ファイルだけ他のメディアにコピーしても復元用の鍵がないために再生できません。メールの公開鍵と秘密鍵みたいですね(共通鍵が近いかな?)。

DVDレコーダの場合、1回だけ録画可の番組を録画するには、CPRMに対応したディスクを使う必要があります。さらに、録画されたディスクはやはり、CPRMに対応したプレーヤーでないと再生できません。再生できるプレーヤーが少ない現状では、自己録画、自己再生のみと考えたほうがいいでしょう。

地上デジタル放送とBSデジタル放送は、全てコピーワンス(1回だけ録画可)で放送されています。(2004年4月より)。CPRMに対応したディスクはDVD-RAMとDVD-RWおよび一部のDVD-Rだけで、DVD+Rと+RWは対応していません。

・CPPM(Content Protection for Prerecorded Media)
DVDオーディオに採用されている著作権保護技術。CSSを強化したもので、暗号システムの改良とハッキング対策が施されています。

・AACS(Advanced Access Content System)
ブルーレイディスク(BD)やHD DVDといった、次世代DVDと言われるDVDで採用された著作権保護技術。DVDFab HD DecrypterやAnyDVD HDなどでコピー可能です。

CPPM技術